「ぶ~っ☆」
「ほらっ、由依。
次は君の番だよ」
「ちぇ~っ☆」
唇を尖らせたまま由依はその場を離れていく。
拗ねた由依も可愛いなぁ。
「ほら、光もそんな所に立ってないで。
僕の隣へおいで?」
ボケーッと突っ立っていると、いつの間にか自分の定位置に戻っていた紫水に声を掛けられた。
今、さりげなく“僕の隣”ってところ強調したよね、紫水。
「それとも、僕の膝の上がお望み?」
戸惑っていると、さらに図に乗った紫水は自分の膝を叩いて座るように催促してくる。
うわぁ、遠慮したい!!
慌てて空いている席――紫水と遥の間に陣取った。
もちろん、なるべく遥寄りに。
「……っ!?//」
途端、不自然に遥が肩を揺らした。
それに……。
なんだか熱い。
くっつくくらい近くに寄ってるからわかるんだけど、遥が湯たんぽかカイロみたいになってるよ。
「ほらっ、由依。
次は君の番だよ」
「ちぇ~っ☆」
唇を尖らせたまま由依はその場を離れていく。
拗ねた由依も可愛いなぁ。
「ほら、光もそんな所に立ってないで。
僕の隣へおいで?」
ボケーッと突っ立っていると、いつの間にか自分の定位置に戻っていた紫水に声を掛けられた。
今、さりげなく“僕の隣”ってところ強調したよね、紫水。
「それとも、僕の膝の上がお望み?」
戸惑っていると、さらに図に乗った紫水は自分の膝を叩いて座るように催促してくる。
うわぁ、遠慮したい!!
慌てて空いている席――紫水と遥の間に陣取った。
もちろん、なるべく遥寄りに。
「……っ!?//」
途端、不自然に遥が肩を揺らした。
それに……。
なんだか熱い。
くっつくくらい近くに寄ってるからわかるんだけど、遥が湯たんぽかカイロみたいになってるよ。

