「だって……ただのジャンケンじゃつまらないだろう?」 いや、紫水!! 面白くしなくていいから!! 黒い笑みをたたえる紫水の姿に身震いした。 「僕、こんなの絶対飲まないもん!!☆」 「ふざけんなっ!!」 『怖いよー』 「クフフフフ……」 「……ちょっと飲んでみたいかも?」 妙に気合の入ったジャンケン大会が始まった。