「遥、それが終わったら机運んで。

それから廊下、掃き残しがあるぞ?

これじゃ掃除したうちに入らない」


さらに追い打ちをかける紫水。


紫水、アンタは小うるさい姑か……?



「お前ら……ふざけんなっ!!

何で俺様ばっかり!?」


遥が怒るのも無理はない。


「だって他に頼める人いないんだもん☆」


“もん”って言ったよ、この子。

今、“もん”って!!

超可愛い!!


って、今はそういうこと言ってる場合じゃなくて……。