「だって僕、手が濡れちゃってるんだもん☆」 “プリントが濡れちゃったら困るでしょ?” と言う由依。 ああ、なるほど。 だからか……。 渋々引き受けた遥だったが、さらに悲劇は起こる。 「あーー!!☆」 ドン、ドサドサッ。 「またやっちゃった……☆」 今度は棚の本を落としてしまった由依。 「ハルちゃん、これもお願い☆」 何だか由依、逆に邪魔しているように見えなくもない……。