「結婚しよう。」


蓮は確かにそう言った。


私がずっと聞きたかった言葉だ…。



「……はい。よろしくお願いします」


「よっしゃ!!」


そんなに喜ぶことじゃないでしょ?

だって私には蓮しかいないってわかってるはずだもん。





「ねえ、蓮」


「ん?」






「私、幸せだよ。」



そう言って、初めて私からキスをした。