「プッ……必死過ぎだから……」


うぅ……
やっぱり逆効果だった。

あー……穴があったら入りたいよぅ。

私は鈴木大樹の視線をズキズキと感じながらも、せっせと整理を進めた。

えっ?何でかって??

そんなの決まってるでしょ!!
一刻も早く帰りたいからだよー!!


30分後……

「終わったぁ!!」
綺麗に整理された机を見て、私は大きく頷いた。

これで帰れる……


「終わったようだね?」

おっ!この声は!!