『うん。大丈夫。』







信号が青になり、
横断歩道を渡り左に曲がるとデニーズの看板。


店の中へ。





女性従業員が案内。



ソファに座り、
向かい合わせ。






女性従業員は、
案内したにも関わらず…

じーっと!!







『ずっと、居るつもりですか』







メニューを見たまま、
問う彼。







『す…すみません。』







慌てて、
厨房へ。







『さっきの…本当に、大丈夫だったか!?』







『本当に、大丈夫だよ。心配してくれてるんだね。』







『あたり前だろ俺は、お前の彼氏だぞ!』







『その響き、良いね。「俺は、お前の彼氏!」って!何か…愛されてるって…』







『愛してるんだ!!』







真剣な表情。







『ありがとう。』







照れ笑い。