◆ 逆転アリス




――…その瞬間。


「ちょっと!私、アリスに触られるならむしろ本望なんだけど!」


頭上から声が聞こえたかと思うと

短パンに
薄ピンクと紫のボーダーのタイツを
はいたショートボブの女の子が


ふわりとオレの目の前に現れた