君想い





トントン…"


ん?


今何かが肩に触れた気がする。


しかも今私は一人でありまして…


周りには誰もいないはず…


て事は…?


「きゃぁぁぁあ!」



「ちょっ…おい!」


「ッ…グズッ…」

あれ?

聞き慣れた声?


「り…つ…?」



「そうだ。俺だって」



「びっくりしたぁ…」



私は腰が抜けてその場に座り込んだ。


「なかなか帰ってこないから…心配した」


「え…?」



葎が私を心配?


んな…ばかな!


ありえないよ…


「だーかーら!心配したの!不審者に拐われたのかもって」



「あ、ありがと…」



葎って意外に優しい所もあるんだ…