君想い




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あの頃の胸の痛みは今も忘れない。


けっして消えることのない深い傷―――……



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「よっ!おはよ」



「あ!おはよ」


「反応薄いな…お前」



朝っぱらからうるさいくらい通る声が私の耳に入った。



その声の持ち主は

山田葎。


中学二年生。


私の恋の相手。