「今日からここ来ることになった神崎 叶音です。あなたは?」 「・・・リカ。風原 リカ」 そう言ってふわっと笑ってくれた。 「リカちゃん。一緒にお話ししない?」 これが-- 私とリカちゃんとの出会いだった。 「叶音お姉ちゃん!」 それから毎日、病院に通った。 もちろん他の子供たちとも遊ぶけど、必ず話すようになった。 リカちゃんも日に日に心を開いていって、よく笑うようになった。 重い病気なんて嘘なんじゃないかってぐらい明るくて太陽みたいな女の子。 そして私の気持ちにも変化が訪れた。