夜ってだけなのに、知らない部屋にいるみたい。 キョロキョロ見ていると 「キャアッ!」 1人の子の悲鳴が聞こえた。 「どうしたの?!」 みんながその子の元に集まるとその子は尻もちをついていた。 「ユユユユユ、ユーレイ!!」 「「「ユーレイ!!!??」」」 みんなが反射的に後ずさりしたが、私は近づいた。 「神崎さん!?」 そんな声を無視して、その付近に手をおいた。 …ここに幽霊の姿どころか気配すらない。 どこに行った‥? すると窓の近くに寄ると風が吹いた。 もしかして・・・