神様娘の憂鬱



わぁ・・・・


可愛い!



私が男子だったら絶対に惚れちゃうなぁ

って!また脱線しちゃったι




私はスッと校舎を見つめた。



今のところ悪い雰囲気はないけど・・・


油断は禁物だね。






「みんなー!入ろう!」


小松さんの呼びかけに肝試しが始まった。



とりあえず裏口から校舎の中に。




校舎の中は、もちろん真っ暗で昼の面影はない。


風の音か“ゴー”と不気味な音が遠くから聞こえる。






「な、なんか雰囲気あるよね…」



「さすが学校…」


さっきまで楽しそうにしていたみんなもさすがにビクビクしている。