神様娘の憂鬱




そんなのは・・・嫌だ。


どんな形でもいい。


傍にいたいと願うのはいけないことなのかな--?




同時にさっきの望ねぇの言葉が脳裏をよぎる。



…繭たちだけじゃない。


翼とだって、いつまでも一緒ってわけじゃないんだ。




「っ・・・」


そう考えただけで、足が止まってしまった。



ずっと考えなかったわけじゃない。


ただ・・・現実味を帯びてきて…

って、なんでこんなことでびびってるのよ私!



なのに不安な問題は消えてくれない。



…いつから私はこんなに弱くなったの--?




「叶音・・・‥?」

「えっ・・・」


パッと顔をあげると不自然そうに翼が見ていた。



「な、なんにもない!」

そう言いきって翼の横を通り過ぎた。



もうっ・・・最悪!