聞きたいことも、言いたいこともたくさんある。 弱音を吐いてしまいたい。 いっそのこと、この心の中のぐちゃぐちゃしたものを全部ぶつけてやろうか。 でも、それを実行に移すことは出来なかった。 ハルの前では、いつだって対等でいたい。 いつか、その背中を預けてもらえるような女になりたいから。 だから、まだ少しだけ強がってみるよ。