美希「ねぇー…拓馬ぁ…」

拓馬「ん?」

美希「今日は…ありがとっ!(笑)」

美希の口からでてきた言葉…
嬉しかった。

拓馬「いいよっ!俺暇だったし♪」

暇つーか…一緒に遊びたかったんだけど…

美希「そっか♪ならよかったぁ…」


えっ…美希が…


拓馬「!?ちょ!何泣いてるんだよっ!」


俺…何した?!


拓馬「おいっ!ちょ…どうしたんだよっ!」

自転車を止めた。

拓馬「どうした?」

美希「ご…ごめん…」

拓馬「いいよ。何かあったのか?」

美希「なんもないよ…」

なんもないのに…泣くの?

拓馬「だったら何で…泣くの?」

美希「気にしないで…」

拓馬「気にしないでって…泣かれると心配になるだろ…?」

美希「ごめん…(涙)」

拓馬「謝らなくていいって。言えないんだったら…無理しなくて言わなくていいよ…?」

美希「ありが…と…」


拓馬「おさまったか?」

美希「う…うん…」

拓馬「大丈夫だな?」

美希「うん…!」

拓馬「だったら良かった…俺なんか嫌な事言ったかと思った。」