美希「な…何言ってるの!?」

…動揺してるよね…?

んな事ないか…弘樹だもんね…

拓馬「あっ彼氏いたっけ♪じゃあダメだね(笑)」

美希「彼氏?んなのいないよ。1時間前に終わりました。」






えっ…?






弘樹とは…終わったの…?



拓馬「はっ?!」

美希「なによ。いけないの?」

拓馬「いや…別に何もない。」

嬉しすぎて…変な声だした…

美希「はっ?!なによ…キモイなぁ…」

拓馬「気にするな。」

気づかないのね…

美希「いや、気にしてません。」

拓馬「うっはぁー。こんなに冷たいと思わなかったよ。」

美希「う…うっさいわ!」

拓馬「だから、彼氏に嫌われるんちゃうか?」

俺…何言ってるんだ…?

美希「だろーね。」

美希「はぁ、ここ好きだったのに、あんたと会って嫌になったかも。」

え…いつも…屋上に来てたのか…?

一度も屋上で会わなかったのに…

屋上は…俺にとって、思い出の場所。

拓馬「うそだっ♪そんな事で来なくなるわけないやん。(笑)」

美希「…」

やっぱり…♪

拓馬「んまぁ、いっか♪俺には関係ないし(笑)」

美希「ねぇ…名前って拓馬だっけ?」




えっ…?!俺の名前を知ってる。



なんで急に…


拓馬「おう、そうだけど?」

美希「いや…あってるかしりたかっただけ。」


ホントに…?

なぁ…美希…

拓馬「ふーん。でも、良く覚えてたね♪美希♪(笑)」

美希「?!」