貴方からくれたもの

千明とは話は終わった。

時間は9時位…



拓馬「美希…体大丈夫かな?」


千明にも言われて気になっていた。


美希に電話をした。

でも出てくれなかった。

メールも送ったが返って来なかった。

数時間後…


―ピルルルル…―

家から電話が来た。


拓馬「もしもし…」

「もしもし?」


相手は…母親だった。


拓馬「母さん?」

お母さん「拓馬かしら?」

拓馬「そうだけど…」

お母さん「拓馬…どうしよう…(泣)」


そう…悲劇はこの電話で起きた。


拓馬「母さん…分かった…俺行くよ。」

お母さん「え…ホントに?(泣)」

拓馬「嘘つかねーだろ…俺は…」

お母さん「拓馬…ごめんね…こんなお母さんで…」

拓馬「俺を生んでくれたからいい母さんだよ」


美希…ごめんな…こんな俺を許してくれ…