大好き‥だよ。

『俺‥女に興味ない』

俊チャンの言葉に一瞬、教室内が静まり返った。



『って事は‥今は彼女は「いない」って事でいいのかな?』


俊チャンは「あ~」と言って窓の外を見ていた。

それを聞いたクラスの女の子は、みんな嬉しそうだった。私みたいに小さくガッツポーズをしている人もいた。


「ライバルが多いけど‥頑張るぞ!!」

私は気合を入れた。



その後も3人対1人の状態で会話をしていた。
と言うか、3人の女の子が一方的に質問して、俊チャンは「はぁ~」とか「あ~」しか返事をしていなかったけど(笑)


「私は、もっと話したことあるんだよ♪」

少しだけ勝ち誇っている自分がいた。





別の場所では、男の子に囲まれている女の子がいた。