「え?奈々こっちも良くないか?」
俺は奈々にキャミソールを見せる。
「変態悠紀〜」
「違うし。」
これが本当のデートなのかな……
「……あ、これかわいい〜」
奈々はニット帽を被る。
「お、かわいい〜」
奈々は照れる。
「じゃあ買おうかな〜」
奈々は笑って言った。
奈々が買い物を終えると次は俺。
奈々はかわいらしい店ばっかだったが、俺は奈々と違いかっこいい系ばっか。
あまり地味なカッコはしないから。
「悠紀、やっぱモデルさんみたい!」
俺が試着すると奈々が言う。
「モデルってな〜」
でも
「あの人かっこいい〜」
「あの近くにいる子彼女かな?妹?」
なんか色々女の人が俺を見て言う。
すると
「悠紀、買うの?買わないの?」
「え?買うけど…」
「買ったら早く行こうよ〜」
もしかして奈々……
やきもち……?
「悠紀…早…きゃ!」
俺は奈々を後ろから抱きしめる。
「見られちゃうよ〜」
さっきの電車の時みたいに奈々の顔は赤いし動揺。
「俺は奈々だけのだし。やくなよ?」
「…っ…分かったから!」
俺は奈々から離れる。
「言っとくけど、もう奈々さん不安にさせないから。」
そう言うと俺は笑って奈々の頭を撫でた。
「うん…」
奈々は辛かったんだもんな。
俺がいなくなった時。
だから今はその分……
「悠紀〜あそこ行きたい!」
「悠紀♪クレープ食べたい!」
奈々さんのわがままとかに付き合ってあげるか。
奈々は彼女だから俺もわがままになるかもだけど…
「…わ…悠紀似合う♪」
眼鏡やらサングラスやらを売ってる店に奈々と行く。
俺は黒ブチの眼鏡をかけた。
「私はこれかな〜」
「奈々はサングラス変だから!」
これが幸せなんだきっと………


