誰も傷つく事ないのに…………
お願いだから……
奈々を忘れさせて……
「悠紀〜彼女待ってんぞ?」
クラブに行くと友達が言う。
「ああ…」
俺みたいなやつが父親になっていいのか……
そんな不安があったり。
だけど……
「悠紀〜遅い〜」
「わり……」
里沙から離れたらだめだ。
すると。
「里沙〜太一が呼んでるよ?」
「……あ…行ってくる〜」
里沙はクラブを出た。
すると…
「お前、最近…大丈夫か?」
雅也が聞いてきた。
「…………え?」
「無理してないか?」
「平気だよ…」
でも……
雅也の言う通り…
俺、おかしいかな……
すると。
「悠紀!なんか里沙が太一ともめてるんだけど…」
「………え?」
礼が言うと俺はクラブを出る。
なんだろ……
俺はこのまま行かなかったらどうなってただろう。
きっと知らないまま苦しんでた………
「お前、妊娠ってどういう事だよ!?」
「あなたに関係ない話よ!?」
「違うだろ!?あの時のだろ…どうせ。だったら俺が!」
………あの時の…?
俺はドキドキしながらもめてる二人を見る。
しかも……
…………え?
「悠紀とあたしはいたいの。」
「お前が悠紀との子供だって信じたいだけだろ!?でも…俺はお前にマジだし、本当の父親だ。」
…………は?
里沙ともめてるのは俺の友達の太一。
……なんで……?
里沙、嘘ついたのか?
すると……
「最初は悠紀だと思ったのに…なんであんたよ…」
「悠紀に内緒にするのかよ…」
里沙は……
何考えてんだよ………
俺は……


