たくさん遊んだ後はタバコって感じ。



俺が吸い始めたのは中三。


それから毎日の習慣になってる。



学校ではばれるとやばいから、外か家で。


すると……


「高校生なのに〜」


「いいんだよ。すっきりするからな…雅也も吸ってるぞ?」



「そうなんだ…私は無理!苦手…」


「奈々は似合わないよ?」


「だよね…」


周りの女は吸うやつ結構いた。


里沙もそうだし、礼も。


礼は雅也と同じタバコが好き。


多分、雅也に勧められたんだろう。


別れてからも二人はタバコだけは同じ。


それがなんだか切なかった。


いつかは心は離れる。


礼と雅也はそれで別れた。



俺と奈々は嫌だな……


付き合ってないけど…


「さて、奈々門限ある?」


「私はあと少し…5時まで。」


「マジ?じゃあもう帰…」


「待って?あの…悠紀…私……」


「…………ん?」



奈々………?











「プリクラって…」


「いいから!記念にね?」


「俺、初めて……」


「えっ?でも、大丈夫!写真撮るだけだし…」



「え〜?」


俺は奈々とプリクラを撮る事になった。


付き合ってたやつはいたけどプリクラは初めてだ。



「……背景はこれかな…」


奈々は慣れてるみたい。


多分…柚ちゃんとよく…


「悠紀〜ここカメラ。見てよ?」


「はーい……」



俺はとりあえず笑ってプリクラを撮る。


よくわかんねぇな……






「次は落書きだよ?行こう?」


奈々は俺の手を握る。


ドキ……


「悠紀〜?」


「あ、行かないとな〜」


俺は奈々にすぐドキドキだ。



「スタンプとかよくわからん…」


俺と奈々はプリクラに落書き。


「悠紀が好きにしていいんだよ?」


「ああ…」


俺はテキトーに落書きしていく。