《了解(^O^)/》



奈々から返信がきた。



返信はせず俺は眠った。


授業たる……


昼休みになったら奈々に会える。



気持ちは浮かれる。












授業はほとんど寝るかメールで終わった。



長いな……



昼休みになると、悠紀は奈々にメール。



《昼どこで食べる?》



《屋上とか?》


《オッケー☆》


もちろん雅也らには内緒だよな。



「あれ?悠紀、どこ行くんだ?」


「わり。今日、四組に用あるから四組のやつと食べる。」



「そうか。じゃあな〜」



悪い…雅也〜〜



奈々は別。



俺は屋上に向かう。



うちの学校は基本昼食場所は自由。


いつも雅也らとだったが奈々ともいいな。


俺は親父と二人暮しだし、親父とはあんなだから自分でなんでもやる方。


もちろん弁当も。




だから手作り恥ずかしいかも。



すると…


「悠紀♪」



屋上のドアの前に奈々がいた。


「奈々。」



「早く来た♪一年のが二年より屋上から遠いし…」


「そっか。行こうぜ?」


「うん。」



奈々はかわいらしいうさぎ柄の巾着袋に弁当を入れて持ってるようだ。


幼稚園児みたい…



まぁかわいいキャラだし。



「…悠紀弁当手作り?」


「ああ。奈々は?」


「私も。料理好きなほうだからさ。」


「へぇ…」


屋上にはやはり人は少しいる。


「ここにする?」


「うん。」



だけど俺らはしゃがむ。



やっぱり屋上にも俺を見てくるやつがいる。


でも、今は女遊びじゃないし。


奈々だけだから。



俺らは弁当箱を開ける。



「わ…悠紀…すご。」



奈々が笑って言う。


「奈々さんのもみして♪」


俺らはどう見られてるのかな…


周りには。