やはり奈々はすぐに眠る。
無防備なんだから…
でも
安心感……
俺も眠った……
「悠紀〜」
朝になると奈々が俺を起こす。
「ん〜眠いんだってば…」
「やだ〜朝ご飯冷めるよ?早く〜」
奈々は俺の上に乗る。
「重い〜」
「悠紀が起きないと降りないから!」
………全く…
「わかったわかった〜」
俺が言うと奈々は降りる。
困ったお姫様だな……
だけど
「………ゴホッ」
俺はまだ風邪治らないみたいだな…
「悠紀…大丈夫?」
「あ、ああ…」
「翼君との約束昼頃でしょ?」
「ああ…風邪気をつけないとな。」
「薬買っといてあるから食べたら飲んでね?」
「うん…」
あ〜なんか疲れたのかな?
体だるいしな。
俺は起き上がる。
「朝は悠紀が好きなパンにしたよ?あと、コーヒーも入れたから。」
「ありがとう。」
奈々は俺が言うと笑い、一つに縛っていた髪をほどき、エプロンを外す。
「奈々、奈々はうつらなかった?風邪…」
「ん?平気だよ?」
「よかった〜」
「自分の心配しないの〜?」
奈々は呆れながらもリビングに向かう。
俺も奈々について行く。
「あ〜仕事疲れた…でも今日は翼の小守…」
「がんばれ。」
奈々はそう言うと朝食の用意をする。
「あ、タバコ切らしてんだった。後で買わないと…」
「あ、私買っといてるよ?」
奈々は引き出しからタバコを出す。
「え…」
「悠紀そろそろ切れるかなぁと。」
「ありがとう。」
「いえいえ!」
奈々は俺の事が分かるようになった。
俺は奈々がわからない時あるけど…


