「疲れた〜」
「悠紀〜ツリー飾ろう!」
「はい。」
家に帰ると奈々がはりきる。
でもいいか…
明日から冬休み。
仕事の時の奈々と過ごす時間は少なかったからな…
今日からは付き合ってあげよう。
「ツリー重い…」
「あ、俺が持つよ。」
俺は奈々の代わりにツリーを持つ。
「あ、ありがとう…」
「おう。」
ツリーなんて飾らなかったな…
でも翼が生まれてから実家でやって…
結婚してからは毎年家で出す。
奈々が好きなんだ。
「あ、これ可愛い〜」
「あ、会社の帰りに買ったんだよ。その飾り。」
「私も店で割引で買ったのあるよ〜」
「奈々クリスマス好きだよな。」
「うん!だって楽しいよ?」
「本当子供…」
「悠紀は嫌なの?」
「嫌じゃないけど。」
「何それ〜」
「ほら、ライトアップの出して。」
「あ、うん!」
奈々は色々と飾りを運んで来る。
「楽しみになって来た〜クリスマス!」
「あはは。」
奈々とその後はツリーの飾り付けを続けた。
「できた〜」
俺が眠くなってきた頃、なんとか終わった。
「奈々〜眠いから俺は先に風呂入るな?」
「え〜つまんないよ!テレビなんか見よ…」
「仕事疲れたんすよ。奈々は元気だなぁ…」
「ん〜ごめん!じゃあ悠紀風呂上がっても先に寝ないでよ?」
「はいはい。」
俺は着替えとタオルを持って脱衣所に向かう。
すると
「あ、悠紀!」
「ん?」
俺は振り向く。
「いや、やっぱいい…」
「なんだよ〜」
「ごめんごめん。いってら!」
奈々は…何を言いたかったのかな……
俺はリビングを出た。


