「うえ…食べすぎた…」
「だから言っただろ〜」
レストランを出ると周りはイルミネーションでただ輝いていた。
もうクリスマス。
商店街には大きなツリーがある。
「ね、悠紀…クリスマス…楽しみだね!」
「俺は別に。つか、奈々ってさ…いくつまでサンタ信じてた?」
「え?14才くらいかな…」
「長っ!」
「悠紀は…?」
「俺は…7才かな…」
「え〜短い…」
「プレゼント置かれなくなったんだよ。親父ら忘れるようになって…」
「そっか。」
「まあ…かわいくない子供だったんすよ。」
「ううん…悠紀はかっこいいんだよ。」
奈々が言うと俺は笑う。
「あはは。かっこいいか〜?」
「うん!私は子供だなぁ…」
「確かに。でも最近…大人になった気も…」
「そりゃ、変わる所もあるんじゃない?結婚すればさ。」
「まあな…」
「でも冬休みいいね。クリスマスに年越し。」
「ああ…毎年楽しいよ。」
「そうだ。クリスマスはさ…お寿司とか良くない?」
「お、いいな。」
「あと蟹〜」
「奈々は食べるの大好きだな。でもかなり丸くなったら離婚な?」
「え〜最低…」
「嘘だし。」
奈々と俺は並んで歩く。
「帰ったらツリー飾って……」
「お風呂入って寝る。」
「だな!疲れたよ…仕事。」
「あはは。私も…昔はあんま働いた事ないからさ。仕事始めたらきつい時も…」
「あ〜奈々の叔母さん心配性だから…バイトとかしなかったよな?」
「うん。でも楽しいよ?」
「今度行くな。あ、会社の若い女の子らに教えるか。」
「え〜やだ。悠紀の奥さんだなんて言われたら…」
「なんで?事実だから…」
「こんなもんかって思われて悠紀とられたら…」
妄想しすぎ…
「奈々はいい女だよ。自信もて。若いの興味ないし…」
「本当に?」
「信じろよ〜」


