「寒いな〜」
「でも、悠紀速いし!運動神経何気悪くないよな〜お前。」
「中学はサッカーやってたからな。」
「いいな〜俺、中学も帰宅だし。運動神経微妙〜」
「だからモテないんだよ。」
「お前に言われるとマジむかつく!」
「あはは…」
悠紀は奈々達が見てると知らず、走り終えると雅也と話す。
「なぁ、悠紀〜奈々ちゃんつながりで一年の女の子紹介してよ?」
「柚ちゃんがいるだろ?」
「あいつ教えてくれるわけないし!」
「俺だってやだよ。奈々が困る。」
「え〜?」
「…クラブ行くんだろ?里沙とか綾とかいるし…」
「綾は無理。苦手〜里沙は本命お前だし…」
「は?あいつとは別れてから遊んでただけだし。」
「あいつ…付き合ってた時からずっとマジらしいよ?」
「行かないから関係ねぇよ。」
「ならいいけどさ。」
……もう関係ない。
里沙とは付き合ってた頃もマジじゃなかった。
俺はマジなやつはいなかったから。
「雅也は?礼の事…」
「あいつはもう関わりたくない。」
「いいのか?」
「もうふっきれたし。」
「そっか。」
「……うん。」
悠紀も雅也も複雑な気持ち。
雅也はマジでふっきれてるのかな……
遊んでばっかで最低に思われる俺ら。
だけどそれぞれいろいろあるんだ。
本当は…俺らだって普通の高校生。
だけど…先生や親達は俺らの事をわかろうとしないんだし。
むかつくから反抗したいからこうなった。
それは仕方ないですまされない事かもしれないけど。
「終わった〜」
「体育たる〜」
雅也と悠紀は教室に向かう。
だけど…
「あ!」
「どうした悠紀?」
雅也は悠紀を見る。
「わり…一年とこ行く!」
「あ…俺も柚に。」
二人は奈々達のクラスに向かった。


