なんで短いかって?


それは


毎日言葉にして続きを書くから。



奈々は生きるか死ぬかのぎりぎりだから長く書いたんだろう。


でも


俺はいつだって伝えるよ。


手紙だけじゃ伝わらない言葉もあるから…


その大切さに気付いて欲しいから……



永遠の愛を君に


ずっと伝えてゆこう………






「悠紀〜短い!!」



奈々はやはり早くカフェに着く。


奈々は走って来た。



それを見る度嬉しい。



「あはは。ばーか。手紙よりも愛だろ?」


「面倒くさいんでしょ〜奈々あんな書いたのに!うっ…私ばっか恥ずかしい。」


「気に入らない?」


「そうじゃなくて〜」



俺はタバコを吸う。



「さて、じゃあ…行くか。」


「ま、待ってよ?奈々まだ話…」



「タイムカプセルは持って帰るとして。俺んち行こう!」



「え…翼君に会える!」


「本当…翼好きだな〜まだ話せないよ?あいつ。」


「だって可愛いし…あ、でもタイムカプセル〜」


「また埋めようよ?今度はさ〜六十歳になったらとか?」


「長っ!ぼけてなきゃいいけど…」


「あはは。さて行くか。」


俺は奈々の手を握る。


「うん!」



俺は奈々と歩く。



来年には結婚したいな…



だから


今は仕事を頑張ってる。



奈々の病気は治ったけど


やはり奈々自身体は強くはないから支えなきゃ。



立派な夢を二人で見続けたいから……









「翼くーん!久しぶり!」


由美さんと親父は本当に仲が良い。


俺と奈々は理想と二人で言ってる。


親父と仲悪かった俺だけど今は本当違う。


翼は俺の弟。


奈々も俺もかなり惚れてる。


ちなみに翼は俺と奈々がつけた。


元気な子って感じで。


雅也は礼が春に妊娠したため結婚を早くにした。


冬に翼と同い年の子が生まれるだろう。