「………えっ?」
「気使ってくれてありがとう。」
「いえいえ。」
あいつら軽いからとくに奈々はあいつらはだめだろう。
「悠紀は優しいね。」
「そうかな…」
優しいとか初めて言われた。
俺は最低男だったから。
「うん。嬉しかったよ?」
「奈々……」
奈々が大切だ……
ああ…俺はやっぱり……
「悠紀は先輩なのに身近な感じする。なんでかな?奈々のお兄さん?」
「なんだよそれ。」
「やっぱり嫌えないもの。」
「よかった〜」
「これ大切にするね?」
奈々は俺にまた俺があげたプレゼントを見せる。
「おう。」
「かばんにつける。」
子供みたいだな〜
でも……
奈々の全てが好きになってる……
いきなり訪れた。
最低な俺に芽生えた初恋。
「……あ…学活始まる!じゃあ…」
「うん。また…」
奈々は俺に手を振り、一年の教室に向かった。
悠紀なら大丈夫…かぁ…
なんかやば…俺。
俺は教室に戻る。
すると…
「何笑ってんの〜?悠紀君♪」
友達達が悠紀を見てにやにやしてる。
「別に…笑ってねぇよ。」
「あれあれ?でも、あんなかわいい子…お前のタイプじゃないよな〜?」
「いつもケバいのかきれい系だしな〜」
友達が笑って言う。
「…もしかしてマジ系?」
雅也が聞いてきた。
「…どうなのかな〜」
「マジだろ?お前、昨日もクラブ来なかったし…」
「…………。」
「今日はクラブ行く?」
クラブに行けば遊びになる。
一瞬奈々の顔が思い浮かんだ。
奈々の親父みたいになりたくはない…
柚ちゃんから聞いてから俺は……
「もう行かないから。」
「「えっ!?」」
……何かが変わった。
なんでだろうな…
一途でいたい気持ちがある。


