永遠の愛を君に。



だけどなんで?


最近不安にさせるよな?


奈々の気持ちが分からない時もある



「悠紀、ごめんね?今日は私はわがまま。」


「いつもだよ?」


「そうかな〜」


「うん。」


なんとなく分かる…


奈々は


本当は……


「水族館行きたいなぁ…遊園地は観覧車しか乗れないから…あ、動物園〜」


「無理するなよ?」


「悠紀は今どこ行きたい?」


「ん〜どこでもいいよ。」


「悠紀ってあまり何か欲しいとか行きたい!とか言わないよね?どうして?」


物欲無い訳じゃない…


でも


「今は十分だから。」


「え〜悠紀はだってエロいのとか興味ないし、本とかゲームも興味ないし…あ、服とかは…」


俺は確かにこれってもんはないかもな。


やりたい仕事とか今のとこ分からないし…


でも


「一番欲しいのかぁ…奈々だったよな〜」


「え……」


奈々は動揺。


奈々の反応はマジやばい。


でも


今は我慢我慢。


二人きりは本当辛いわ。



すると


「私も今は…あ、悠紀と長くいられる生活かな。」


「物じゃなくて夢じゃん。」


「あ、そっか…」


「あーほ。」



だけど


「悠紀は平気…なの?」


「何がさ?」


俺は奈々を見つめる。


「その…二人っきりなんすよ?辛くない?」


「大丈夫だって。奈々のが辛いだろ?」


「そ、そんな無いっ…ただ、悠紀嫌にならない?」


「嫌?」


「だって…悠紀に辛い思いさせたくない。今日はいつもよりもっと彼女でいたいから。」


「いつもより?」


「最近、私…悠紀に何もできてない。」


奈々は涙を流す。


「また泣くのかよ。大丈夫だって…」


だってさ


意識無くてもいつも側にいたのは?


俺を笑顔で癒したのは?


今の俺はみんな奈々がいるから…きっときっと…