「ごめんね?昨日は…私、最低だ…お父さんと一緒にして…」
「柚ちゃんから聞いた。ううん…当たってるし。」
「……悠紀は違うよ!」
「えっ………?」
「私、悠紀は悪いやつじゃないと思うし。」
「奈々……」
「なんかわかんないけどね。悠紀は平気なの。男の子苦手なのに…」
「えっ……?」
「なんか安心する。」
「よかった…俺も奈々は他の女と違う。奈々には手出さないからな?」
「そうなんだ…私、変わってるしね。」
「男苦手なとこ?違うよ。奈々はなんかほっとけない。」
「………そっか〜」
なんでだろうな…
奈々が好きなのかな…俺は。
「……悠紀の事嫌いじゃないよ?だからさ、メールしたり教室来ていいよ?」
「マジ?」
「私みたいなやつじゃ嫌?」
「ううん…奈々は違うし。朝は?」
「今週だけ園芸委員だよ?」
「そっか。じゃあ行く。」
「うん♪」
……奈々と仲良くなれるのは俺だけ。
なんか嬉しい…
やばい……
「……じゃあ、今度デートは?」
「無理…」
「あはは。」
奈々は笑ってる。
やばい…かわいいし。
「奈々…かわいい〜」
「なっ……」
奈々の顔は赤い。
やっぱ他の女と違うわ〜
他の女はかわいいキャラじゃないし照れないかな…
「今のは本気だからな?くどきとかじゃないし♪」
「何それ…」
だけど……
奈々は笑ってる。
すると……
「あれ?奈々ちゃん…悠紀?」
雅也と友達達が教室に入ってきた。
奈々戸惑ってるし…
男苦手病……
仕方ないな〜
「奈々、行くぞ?」
「……へ?」
悠紀は奈々の手を握り教室を出た。
「あの…悠紀?」
廊下に出ると、俺は奈々の手を離す。
「ごめん…手握って…」
「ううん…平気だよ?」


