「うん。じゃあまた…」
「うん。」
俺はそう言うと奈々の頭を撫でた。
だけど……
奈々は少し離れる…
「ごめん…」
「ううん……」
奈々はうつむいてる。
…まだ苦手は消えてないんだな…
「じゃあな…」
「バイバイ。」
俺にとって奈々は友達…?
それとも……
遊びじゃない気がする…
雅也との勝負は関係なく…
ただ…気になる。
「奈々!悠紀先輩と友達なの?男苦手でしょ?」
「悠紀は…なんかね…」
奈々は友達に話しかけられるとそう答えた。
「……でも、悠紀先輩…遊び人らしいじゃん?クラブとか行きまくって…女遊びが激しいとか…」
「えっ………?」
奈々はいきなり言われ、戸惑う。
複雑な気持ち。
「……気をつけなよ?かっこいいけどさ。」
「…………。」
奈々はいきなり言われた事実に動揺していた。
放課後になると、悠紀は奈々が知った事を知らずまた遊び…
だけど……
だんだん悠紀の中で何かが変わってる気がした。
「悠紀君〜行こう?」
また女遊び。
でも……なぜかこんな自分を奈々に知られたくない。
なんでだろ……
複雑な気持ち……
明日の朝はまたいる?
休み時間は会える?
また笑ってくれる?
そんな事ばっか考えて…
他の女と遊んでるのに…
俺は最低かな…?
「美優、悠紀君に誘われるなんて嬉しいな〜」
すぐ女は俺の腕をくむ。
本当はいい男を連れ回したいのわかってる。
「今からどこ行く?」
また朝帰りになるだろう。
そしたら…親父にまたキレられるな…
でも関係ない。
明日はまた早く起きれるかな?
こんな事いつまで続くのだろうか……


