どれくらい時間が経ったか…… 薄すれゆく意識の中で、真っ赤な視界に映ったのは、 燃え盛る炎…… 「ミルク、ゴメン、間に合いそうにない……、や……」 真っ先に浮かんだのは、柔らかく笑う美留久の笑顔。 聖夜は、その時、もう自分は死んだと思ったのだ。