† † † † † † † † † †
あれは……、二回目のコンクールの前日だった。
いつもの通り、聖夜は練習の帰りに美留久の部屋を訪ねた。
「……ごめん!」
ドアを開けるなり、聖夜は驚いてドアを閉めた。
何故って、そこには着替えをしている美留久がいたのだ。
いつもなら、ピアノの前に座っている美留久が、丁度着ていた服を脱いで明日のコンクール用のドレスを身につけようとしている時だった。
少し目立った胸の膨らみが、聖夜の目に飛び込んだ。
驚いて頬を赤らめた美留久は、とても大人びて見えた。
着替えを見られたのは美留久だけれど、胸のドキドキが止まらないのは聖夜の方だった。
あれは……、二回目のコンクールの前日だった。
いつもの通り、聖夜は練習の帰りに美留久の部屋を訪ねた。
「……ごめん!」
ドアを開けるなり、聖夜は驚いてドアを閉めた。
何故って、そこには着替えをしている美留久がいたのだ。
いつもなら、ピアノの前に座っている美留久が、丁度着ていた服を脱いで明日のコンクール用のドレスを身につけようとしている時だった。
少し目立った胸の膨らみが、聖夜の目に飛び込んだ。
驚いて頬を赤らめた美留久は、とても大人びて見えた。
着替えを見られたのは美留久だけれど、胸のドキドキが止まらないのは聖夜の方だった。



