あ、 とっさに嘘ついちゃった……。 『お花大好きな可愛い女の子です♪』 的なアピールしちゃったよ……。 あたしキモイ…。 「そっか。じゃあ俺、友達待たせてるから先帰るな。水やり頑張れよ!」 「はい。ありがとうございます!!」 「あ、水沢!明日さ、部活終わったら屋上来て!!」 先輩は思い出したように、歩き出していた足を止め、振り向いて言った。 「え、あっ分かりました!!」 「じゃあ、また明日な!」 「さようなら!」