べいびー☆ぱにっく





「…ということだから。さぁ、動かないでね。ゆき…」



俺の頬に手を当てるとゆっくりと近づいてくるひかる…





………って!!



「待てーーーーーーーいッッッ!!」


バッ!!


ひかるの頭をがっちり掴み阻止…


危ね~~~…


危うく、危うく…流されるとこだった~~




「もう!何すんのさ!」

「それはこっちのセリフだ!何しやがんだテメーはッ!!」


「だから、ゆきの為を思って…」
「だからって…勝手に人の髪、染めようとすんじゃねぇ~~~!!」



「耳っちぃなこの男…」


――なッ!

軽蔑の眼差しを向けるひかる


いや。俺が悪いみたいな顔してんじゃねえぞ。


「そんなに金髪に誇りがあるわけ?」


「んなんじゃんねぇけど…」


「日本人はなぜ黒髪か分かる?

それはね!日本人の目、肌の色が黒髪と似合っているからなの!

それなのに、髪を金髪に染めるなんて言語道断!!」




「……テメーは何時代に生まれたんだよ?」

思考がおっさんだぞ。コイツ…