「ひかる。お前、親バカか?」
美夢ちゃんの顔を覗き込んでいたゆきが呟く
「むっかぁ~!可愛らしいじゃん。可愛いじゃん。それは事実じゃん。」
「………ま。かわいぃ…けど」
だんだん小さい声になり、照れながらいう
…ぷっ!コイツも親バカじゃん。
―パチリ
その時、美夢ちゃんの目が開く
「………………」
そして、ゆきと目が合う
―――あ。
―泣…
「うぎゃ~や~ゃ~~~!!やいやいや~!」
“泣く”と思ったときには時すでに遅し。
ゆきの顔を見るなり『いや』『怖い』と叫んでいるかのように…
首をブンブン横に降りながら泣きじゃくる
「…………ッッッ!!!」
ゆき…
ハートブレイク!!

