「さぁ!!説明しなさいな。」
「………」
グーグーと隣の席で寝ているコイツを叩き起こしてゆき自身に説明させることが出来たらいいのに…
「はぁ…」
「ゆきというなんだか馴れ馴れしい呼び方!」
「そして!なんだか昨日会ったばかりの転校生との会話とは思えないナチュラルな会話…」
バン!!
「ネタは上がってんだ!さっさと言うこと言って楽になっちまったほう身の為だぜ?」
ここはどこだ…
警察の取り調べか?
「だから…思ってるようなことはないって…」
「そーそ。ただ俺たちは家族になった。それだけのこと…そうだよね?ひかる」
―――――どき!!
ふと横を見ると…さっきまで寝ていたはずのゆきが何故か起きている
そしてあの憎たらしい表情でこちらを見ている
「ゆきッ…」
ガッッ――
「アンタよけ―なことを。しかも勘違いする言い方しやがって…」
アタシは立ち上がりゆきを睨みつけたが、ゆきは平気な顔して教室を出ていく
はぁ!?!?!?!?こっからアタシに任せるわけ!?

