ん?
あれ?
そこで1つの疑問に気付く
「愛弓と長谷部くんはこんなところで何してんの?」
しかも2人で。
「「はっ!」」
アタシの一言に2人は凍ったように固まる
「……え?」
「もしかして、デートとか?」
「「それは違う!!100%ないッッッ!!!」」
ゆきの言葉に2人とも素早く即答
「じゃあ、なにしてんの?」
「What time is it?」
……は?
またまた素晴らしい発音の英語
「ほわっとたいむいずいっと…って?
今の時間?…それなら午後2時半…」
「忘れてたァァァァァァア!!!!!!!」
―!?!?
いきなりの絶叫にゆきと2人で驚いた
「あ、アタシ達、帰らなきゃ!」
―え?
「もう!長谷部がじゃんけん大会したいとか言うから!!」
「愛弓だって乗り気だったじゃねぇか!!!!」
口喧嘩をしながら立ち上がる2人
アタシ等はポカーンだ。
「ごめんね。アタシ等実は今、部活の買い出し中だったの。」
「本当にわりー…学校戻るから」
拝むように両手を合わせ顔の前に持ってくる2人
「べ、別に…いいけど。」
「「じゃっ!」
右手を素早く軽くあげると、2人は走り去るように言ってしまった
「…早っ」

