「その赤ちゃんは、2人の子供なのかっ?」
……………
……
…
あまりの唐突な質問に思考回路が停止してしまった
「「違うに決まってんじゃんッッッ(だろッッッ)!!!!!!」」
アタシとゆきの声が見事にハモる
不機嫌さが一層増しているゆき
一方、長谷部くんはすっごくホッとした顔をしていた
「な…なんだぁ~
そうだよな、冷静に考えてみれば…あり得ないよな。」
うんうん。よかったよかった。
とまるでオッサンみたいなことを言う
「…そ、そうだよ!長谷部くん、勘違いもほどほどにしないと…
ゆきに殺されるよ?」
小声で言ったけど、ゆきの刺すような視線を感じた
「おい。聞こえてんぞ。」
めっちゃ睨まれてるぅ!!!

