「ぜーんぶ可愛いね♪」

「あぁ。」

「ゆき?」

「あぁ。」

「聞いてる?」

「あぁ。」

「…ゆきはバカだよね。」

「あぁ。………は?」



「あ!今、自分がバカだって認めた!」



「…!!認めてねぇ!今のは不可抗力だ!」



あれからまた30分近くかかり、やっと買い物は終わり

待ち疲れて俺はひかるの話をまったく聞いてなかった



「ほ~れ!ばかばか!」


むっかぁぁ~~!


「てめー…一回殴ってやる~~…!」


「やれるもんならやってみろ!バカ!」


「バカバカうるせーんだよ!」
「きゃ~い☆」


美夢はなぜか喜んでいる…



「ひかる~ゆきく~ん。お母さん達ちょっと用事があるから1時間後にここで待ち合わせしましょ。」


「えぇ!?ちょっ…お母さん!?」



2人はスタスタと歩いて行ってしまいひかるに声はもう聞こえない


「「やることがいきなりすぎる…」」