…っと、いけね。



あまりにも美夢ちゃんが可愛すぎて怒りを忘れてしまった。


美夢ちゃんは食事が終わって満足そう


うとうとしている



「美ぃ夢~ぅ♪」

ルンルンしながらお父さんがやってくる



…ったく!空気読め!

「しぃーッッ!!!今、寝そうなんだから静かにして!」

小声で言うと、お父さんは残念そうに肩を落とす


「そう…か」



―いや。そんなにガッカリしなくても…



実は美夢ちゃんが来てからというもの。
お父さんは美夢ちゃんにメロメロ

本人は隠してるつもりかもしんないけど、溺愛してんのはバレバレです



「いや~。本当に可愛いよね美夢は~
まぁ、ひかるもかわいいかったけど…」






…………





……







……ウッッザァァア!!