「いつまでもキミとか猫くんじゃ変だよね」
コレットは新聞とカップを片付け、彼を優しく抱いた。
清潔感のあるシャンプーの香りが鼻をくすぐる。
「うーん……」
「どうしようかなー」
「ハロー!コレット元気〜?」
ガラスが割れんばかりに無茶苦茶な力で玄関のドアが開かれた。
それに気付いた彼はコレットの腕を抜け、慌ててソファーの陰に隠れた。
「ん?キッチンにいたの?」
「コーヒー飲んでたの」
廊下を元気よく歩いて来たのはコレットの親友のレイチェルだった。
彼女はコレットが心臓に負担をかけないよう買い物や家事を手伝いに来てはコレットとお茶を楽しむことがよくあった。
