「隼人君よく、我慢できたね…」

「なかなか会えないんだよね…大物新人とか言われて…」

「そっか…桜ちゃんも忙しいもんね…」

「うん……」


「勇気とは大違いだわ」

「え?」

「だって、勇気って機嫌悪いとヤりたいって言って来るんだよ?」

「え?あの爽やかな勇気君が?」

「うん、もぅ…こっちの身体も考えてほしいわ…まったく!!」


そうなんだ…みんなカレカノだったら

するよね?あたし達だけだよ…

隣同士の家なのに…こんなにも心がすれ違うなんて…


「くら?桜!!」

「え?あ、ごめん。自分の世界に入ってた!!」

「なんだそりゃ」


笑っていろんなことを話した


「あ、もうこんな時間!!」

「あれ?帰るの?」

「うん!!なんか、勇気にあいたくなちゃった。ごめんね?押しかけてきといて」

「ううん…またなんかあったら来てね?」

「うん!!!じゃあ、おやすみ~」

「おやすみ~」


mikuちゃんが帰って静かになった部屋…


なんか、さびしいな…