「で、英介先輩、作戦はどうなったんですか?」

「あ、あれね~やめた」

「やめた!?」

「うん、隼人にばれちゃってね…ごめんね?」

「……」


そんな!!

それじゃあ

隼人の気持ちわかんないじゃん!!!


「じゃあ、あ!!隼人が第二準備室に、放課後来てってさ」

「はい」


~放課後~…


「隼人―?あれ、英介先輩?」

「やあ、桜ちゃん」

「隼人は?」

「まだ、なんじゃない?」

「そうですか」


私は近くに合った椅子に座った。


「桜ちゃんは、隼人のどこが好き?」

「え?」

「俺、作ちゃんの事好きなんだけどな…」


そう言いながら、あたしの髪をいじってる

「え?今、なんて?」

「だから、好きって言ってるんだけど?」

「冗談は、やめてくださいよ!!」



私は立ってて英介先輩から逃げようとした。



「英介先輩、なんか今日変です―――…」

「隼人なんか辞めて俺にしない?」



そう言いながあたしを、壁に追いやった。