つれてこられたのは、どこかの教室…

今は使われてなくてすこし、ほこりっぽい…


「あの…なんでここに?」

「お前のこと気に入った。」

「はい?」

「いいか、今日から俺の彼女だからな」

「はいぃぃぃぃ!?」


男は、そう言って不気味な笑顔を作った。


「あ、俺の名前は雨宮 隼人(あまみや はやと)だからな、間違っても【おまえ】とか【あんた】って言った時は……」

「言った時は?」

「罰ゲームがあるから」


そう言って、また不気味な笑顔……


「いや、私よりもっと可愛い子が……」

「じゃあ、お前が俺の蹴ったってこと学校中に言いふらすぞ」

「!!それだけは……」

「じゃあ、彼女になれ」

「でも……」

「拒否権はねぇ!!」

「えぇぇぇぇえ!?」