私達は控え室を出た。

それで、隼人にあった。

「隼人…」

「どうした?」


もし、あたしがモデルになったら

悲しい?それとも、からかいがいある

おもちゃが減る?


私は、そんなことを思って下を向くと


「どうした?」

「!!なんでも……ないよ」

そう笑顔で言った……はずだった


「こい」

「え?」

そう言って腕を引っ張られた。


「いたいよ!!ねぇ!!」

「俺、モデルにならないかって言われた」

「え?」

「俺がいなくなったら悲しいか?」


隼人も言われたの?

あたしは……なんだろう?

この気持ち…分かんない…


「桜…?」

「あ…それ、あたしも言われたの…モデルにならないかって…」

「マジか!?」

「うん…」

「じゃあ2人でなろうぜ!!」

「え?」


今、なんて?


「あ、桜いやか?」