「あの…話ってなんですか?」

「いや、あなた達ねモデルやってみない?」

「え?モデルですか?」

私は、梓の顔を見た

梓もあたしの方を見ていた


「このコンテストはいろんな会社がスポンサーをやっていてくれてね。それで、ある会社が、君たちの事を気に入ってくれてね…やってみるかね?」

「待ってください!!私達はまだ、学生です…学校とか…」


そう言うと、おじさんはニコッと笑って言った。


「大丈夫ですよ。学校もこちらのスポンサーが用意してくれます。どうしますか?」

「……」

「……」

私は少し考えておじさんに言った。



「考える時間を下さい…両親を相談したいんです…」

「あたしもです…」

「いいですよ。でも3日しか、待ちませんよ?3日目にはいいお返事を、期待してますよ?」


そう言って、私達に名刺を渡してきた。


「ここに電話してくださいね?」

「「はい!!」」