「こいつが、どんな女か知ってて勝負受けたのか?」

「え?どんな女って?」


はぁ~…ため息をついてから私に話してくれた。


「いいか、この女はな――…」


全てを聞いて私は勝負を受けたことを後悔した…

この先輩…藤堂 夏美は、藤堂財閥の跡取りらしい……

で、この先輩は狙った獲物は逃がさない人らしい

で、今回はあたし、あたしが隼人と付き合ってるのが気に入らないらしい…

知らないわよそんなのって感じ…



「で、お前らは何の勝負をするんだ?」

「…プリンセスマーメードコンテストに出るの……」

「はぁ?」

「先輩が勝手に決めたの……」

「はぁ……」


呆れたかな?ってか誰!?この新聞作ったの!!

おかげでばれちゃったじゃん!!


心の中で思っていると、隼人が手を叩いていった。

「おし!!決めた」

「?なにを?」