「なにこれ?」

「それ、しとけ、そしたら先コーも、お前に手出しできねぇ―から」

「?でも、何で先生が関わるの?」

「はぁ?お前しらねぇ―の俺は―――…」


「理事長の息子だから――――!!」


「俊介!!お前俺が言おうとしたのに……」

「桜ちゃんすごいよね?こんなのが理事長の息子って」

「え?あ、はい」


「しかも、このリボンしとけば先コーは手を出せないんだ。何故かというと、このリボンは、特別扱いになるためのリボンなんだ」

「へぇ~そうなんですか」



すると、エロ本を読んでいた英介先輩がやって来て。


「ドーナツあげる」


そう言って私の口にドーナツを入れた。


「!!あ…ありがとうございます」